Y.Mさん (京都造形芸術大学 4年生)
私は日本画を学びたいと思い、京都造形芸術大学に進学しました。現在4年生です。私の専攻している日本画コースは、日本画の技法・画材、日本画画材以外の「画材」「表装」「表現の仕方」を大学4年間で学びます。伝統技法や最先端の画材に触れたり、模写をしたりと、自分の表現の幅を広げる機会を増やすような授業を受けています。現在は、制作クラスで私の表現したい「鉛筆画」での卒業制作を行っています。
高校を選ぶ時、ただ絵を描くだけではなく、美術をしっかり学びたい、そして自分の作品を描きたいという思いから、美術に特化した富士宮東高校芸術コースへの進学を決めました。
高校生活は、新しい物事の見方を教えてくれた先生や一緒に頑張れる仲間に出会うことができたり、今までに知らない自分を発見したりと、現在の自分を作った大事な3年間でした。作品制作や受験勉強、部活動役員の仕事と両立に苦労したこともありました。理想と今の自分の差があり、何をしたら良いか分からなくなった時期もありましたが、先生や仲間、家族に支えられ、自分の中の壁を乗り越えることができました。
自分が何をしたいのか、自分に何を頑張ることができるのか、見つけるのは大変です。私は今も探しています。ですが、芸術コースでいろいろな人・考え・作品に出会い、諦めず頑張ったから今の私がいて、一生続けたい自分の答えを自分なりに見つけることができました。頑張ったことも苦労も全てが自分の糧になりました。
何か自分を変えてみたい、将来も絵を描きたい、と少しでも思っている方、芸術コースで新しい自分を探してみませんか?
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